独りになるのが怖かった

諍いの絶えない家庭の中で、
家族の纏め役を勝手に背負った子供の頃。
それは、母が蒸発するまで続いた。

その為か、一人になるのが凄く、凄く、怖かった。
何故なら、私の中に強い『共依存』があったから。

その事に気付かず、必死に″良い子”を努め、
感情に流されず、周囲を観察し、
自分が何をすべきか?を考えて行動していた。
そうしなければ、家族を失うと思っていたから。

その傾向は、最初の結婚でも続いていて、
感情を抑えながら、過ごしていた。
でも、どうしても自分を理解して欲しくて、
気持ちを訴えることも多々あった。
けれど、その度に、
「それは、わがままだ!嫌なら出ていけ!!」と、
何度も怒鳴られ、一人になるのが怖くて、我慢した。

我慢には、限度がある。
でも、一人になるのが怖い、怖くて仕方ない。

そんな自分の恐怖の根源が、
『自分の存在価値を相手に委ねる。』ことにあると分かった。
私の中の『共依存』を自分で改善しなければ、
この恐怖は、続くと理解した時、
心の拠り所を外に求めず、
自分の中に確立しなければならない。
と、やっと気付いた。

もう、誰かに頼ったり、自分の存在価値を誰かに委ねるのは、やめよう。
委ねていたことが苦しみの原因だったのだから。

母の蒸発は、家族への共依存を改善するきっかけになり、
元夫に何度も「出ていけ!」と怒鳴られたことは、
一人で生きる強さを得るきっかけになった。

最後は、元夫に「出ていけ!」と言われ、
「はい、出ていきます。」と冷静に言って出て行った私。
後日、「戻ってくれ。」と泣きつかれても、
「貴方が出ていけ。と、今まで何度も言ったんです。」と、強く言い返した私。
過去の縋りついていた私は、そこに存在していませんでした。

共依存に気付き、改善することで、
一人で生きることが怖くなくなり、心の平和を得られるのですね。


麻生 若那

[PR]
by wakana-2015 | 2017-08-13 11:41 | 心理
<< 自分以上にも、自分以下にもなれ... 心を変えた言葉 >>