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心と、身体と、この世界と…。

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※当ブログは、個人の記事であり、エキサイトお悩み相談室とは、関係ありません。

偏見

大学時代、アメリカの姉妹校で英語を勉強する機会があった。
その際、課外学習で「ホロコースト博物館」を見学した。

見学していく中で、二つのドアの前に立たされ、「自分に偏見があると思う人は、こちらへ。偏見が無いと思う人は、あちらのドアの前にお立ち下さい。」とガイドに促され、私は、偏見があるドアの前に立った。
もう一方のドア(偏見なし)の前に、高齢の男性が「私には、偏見などない。」と言って立っていた。

全員が立ち位置を決めた所で、ガイドが言った。
「では、ドアを開けて下さい。」
私の選んだドア(偏見あり)は、開き、もう一方のドア(偏見なし)は、開かなかった。
そして、ガイドが言いました。
「偏見の無い人間は、いません。偏見を自覚することが平和の第一歩です。」と。

私は、自分に偏見などないと思っていた時期がありました。
というより、偏見の有る無いを自覚していなかったと言う方がシックリくるかな。
でも、高校で哲学を学んだのをきっかけに、自分は、偏見の塊だと自覚した。
その偏見の塊を割り、柔軟な思考や新たなことを吸収できる自分になろうと努力した。
最初は、簡単じゃなかったけど、ニュートラルな思考状態が保てるようになった時、目の前の霧が晴れ、頭がスーッとスッキリしていくのを感じた。

その経験で分かったことは、自分を苦しめていたのは、自分自身だったということ。
それ以降、生きるのが楽になりました。


麻生 若那

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by wakana-2015 | 2017-02-22 10:47 | 心理