言葉にできない

若い頃、「幸せ」という言葉を発するのが怖くて、
素直になれない自分がいました。
その理由に気付いたのは、29歳の時でした。

「幸せ」と、言葉を発した途端、そこが人生の頂点となり、
坂道を転がるように落ちていくのでは…という不安に駆られ、
幸せと思うことが怖かったのです。

何故、そこが人生の頂点と思っていたのか?
それは、幸せになることが、私にとっての目標だったから。。。

でも、幸せ、苦しみ、辛さ等は、一瞬、一瞬の心の動きであって、
人生の目標とすることではないと考えました。

人生は、その時々の何かを感じながら生きること。
心は、瞬間で変わるのだから、感じている体験を大切にしよう。
それを味わえないこと自体が、不幸だ。と思ったのです。

それまでの私は、「幸せとは、こういうこと。」と、
形を決めて、それを求め続けていたけれど、
幸せは、形じゃない。と、考えを改めました。

幸せは、一瞬の中に湧きおこる感情。
勿論、不幸も悲しみも同じ。
自分の中から湧き起る感情を大切にしてあげないと、
私が私を不幸にしてしまう。
どんな感情も丁寧に受け取ってあげよう。と、決めたら、
ふっと、心が軽くなりました。

<お薦め本>


麻生 若那
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by wakana-2015 | 2017-01-15 08:00 | 心理
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