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心と、身体と、この世界と…。

kokoroseka.exblog.jp

※当ブログは、個人の記事であり、エキサイトお悩み相談室とは、関係ありません。

お酒を飲むと豹変して母に暴力をふるう父。
母への暴力は、毎日の晩酌で恒例だった。
だから、夕食時は、父の機嫌が急変するのが怖くて緊張していた。

母への暴力行為を毎日見せられていたけど、
これって、現代では、子供への虐待行為。

母は、「本当は離婚したかった。」と言っていた。
でも、3人目を妊娠(私)したことで逃げられなくなったそうだ。
本当は、堕胎する予定だったが、父の兄に子供ができないから、養子として出すつもりで堕胎せずに生んだという経緯がある。

早産で生まれた私は、1800gの未熟児だった。
父が言うには、「死ぬんじゃないかという不安で、お前に情が移り、養子にするのをやめた。」のだそうだ。
母にとっては、想定外。
3人の子持ちでは、生活できない…と、離婚を諦めたという。

私が小学3年か4年の頃、母が言った。
「お前を産みたくなかった。お前さえいなければ、離婚できたのに。」と。
私の自己否定は、ここから始まった。
母に喜ばれる娘になろう、産んで良かったと言われる娘になろう。
姉と兄より親孝行な子供になろう。という考えが幼心に自然に芽生えていった。

父の酒乱、母の言葉により、親の顔色を異常なほど気にするようになった。
それが癖になり、人間関係でも出てきてしまう。
これ、凄く息苦しい生き方。141.png

ある日、思った。
「私が悪い訳じゃないのに、何で、こんなにビクビクしてるんだ?!」
「私が悪い事したなら分かるが、何もしていないのに、何で私が相手の顔色を伺って気を遣うんだ?!」
「何も悪い事してないのに、他人の顔色を伺ってビクビクしていること自体、無駄だ。」
そうやって、グルグル頭の中で何度も考えた末に、自分の中の自分を縛る何かが吹っ切れた。

他人の顔色なんて、気にする必要ない。
他人の機嫌は、他人任せで良い。
他人の不機嫌の為に、こちらが気を揉んだり、機嫌を取ったりする必要などない。
他人の機嫌から自分を解放してあげよう。

<お薦め本>
精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉


# by wakana-2015 | 2024-03-03 20:00 | 心理